2021年02月20日

DENのある間取り

みなさんこんにちは!

 

新型コロナウイルスの新規感染者数が減ってきているものの、

現象が鈍化しているというニュースを目にすることが多くなりました。

今はまだ緊急事態宣言中です。

これからさらに新規感染者数が減少すれば、

緊急事態宣言解除も見えてきます。

それぞれができる感染対策を行いながら、

毎日を過ごしていきましょう。

 

今回は、新型コロナウイルスの拡大で注目されるようになった、

「DEN」という空間についてお話させていただきます。

 

◆DENとは何か

DENとは、もともと英語で「巣」や「ほら穴」を意味する空間です。

こもることができるスペースですね。

広さなどに制限はありません。

収納のみに限定すると「納戸」になりますが、

DENは趣味の空間や勉強、作業をするようなスペースとしても

機能します。昨今はテレワークの普及により、

家づくりで注目されるようになったワードです。

 

◆DENの機能とは?

DENというワードを聞いて、「書斎じゃないの?」と思った方も

いらっしゃるかもしれません。

もちろん、書斎はDENを構成するワードの一つではありますが、

それがすべてではありません。

書斎、趣味のスペース、アトリエ、倉庫兼作業場、子供の遊び場など、

DENには様々な機能を持たせることができ、

暮らし方のスタイルによってさまざまに使い分けることができます。

 

また、DENにこもる「こもり方」にも様々な種類があります。

 

・完全にその他のスペースと遮断してこもるスタイル。

自分の空間に没頭できるので、作業や書斎としてはかどります。

 

・リビングなどに隣接させて家族の気配を感じるスタイル。

家事や趣味の作業をしている際に、家族の気配を感じたい方に。

特に外部とやり取りをしないのであれば、このスタイルの書斎に

してもよいかと。

 

・部屋のように少し広めに作って、その他の空間とつなげたりするスタイル。

部屋でもよく、こもりスペースでもよく、収納を兼ねてもよく

つなげて広く使ってもよい、汎用性が高いタイプ。

 

かなりいろいろなタイプがあるので、

必ずしも「書斎」というわけではありません。

 

◆テレワーク時代にぴったり

テレワークが多くなった昨今。

仕事をどこでするかということが1つの悩みとなっている方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

特に家族がいる場合は、昼間奥様がいる中で

リビングで仕事をするわけにもいかず、

寝室にも適当なスペースがなく、

子供たちが帰ってきたら騒がしくなってそれどころじゃない。

そんな方にはDENというスペースを作っておくことをお勧めします。

共働きのご夫婦がお二人ともリモートワークになるというケースもあるでしょう。

同じ空間で仕事ができればよいですが、まったく違う仕事を

同じ空間で行うのって、若干気が散ったりするもの。

一人はリビングで、もう一人はDENで。

そんな使い方もできるのです。

趣味も作業もできるので、仕事空間だけではありません。

まさにこれからのニューノーマルな家づくりにぴったりの空間と

言えるのではないでしょうか。

 

◆まとめ

汎用性の高い空間であるDEN。

特にリモートワークが増えている方にとっては、

こもってはかどる素晴らしい空間となります。

これから家づくりをされる方は、ぜひ検討してみてください!

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!