2020年03月24日

万一の備え、いつ考える?

●身近なリスク-コロナウィルスの猛威



このところ新型コロナウイルス感染拡大のニュースを多く耳にします。
私たちの意識も「海外で発生した新型ウイルス」という認識から
「自分も感染するかもしれない」という身近な脅威に変化しているのではないでしょうか?
少し前までは、自分とは遠いところで起こっているニュースと感じていたものが、
身近に起こりうるリスクと感じることで、何らかの対策を講じなければと
私たち自身の意識も変化しているのを感じます。

私たちは災害についても同じような感覚を持っています。
東日本大震災や熊本地震、作年秋の台風被害を経験し、以前よりは身近なリスクとして
「地震」「台風」といった災害に対する備えを考えるようになりました。

「大地震が来ても倒れない家は?」
「モノが飛んできても壊れない壁は?」
「どのくらい雨が降ると床上浸水するの?」
「ウチはどこに避難すればいいの?」

などなど、当時は具体的な問題として考えていました。
それでも、数か月、数年たつとやはり以前のように身近な問題としては
考えなくなっています。
確かに毎日の生活の中で常に「地震・台風が来たらどうしよう」
と考え続けるのは難しいものです。

 

●家づくりを考えるとき

では「家づくり」を考えるタイミングはどうでしょう。
人生の中でも「家」は大きな買い物です。
このタイミングでこそ「もしもの場合」「万が一」を考えてみてはいかがでしょう。

具体的にはどんなリスクが考えられるのでしょう。
その土地の地盤は強いのか?浸水のリスクは高いのか?
そして、自分たち家族にとって、家づくりで一番大事なことは何なのか。

大きな決断をする時だからこそ、いつもは考えない「万が一の場合」を想定し
ご家族の皆さんで話してみることも良いかもしれません。

 

●沖縄の台風被害

いつ来るか判らないリスクには備えようがない、という人もいるかもしれません。
ところが毎年のように台風に被災する地域があります。沖縄です。
沖縄では毎年必ず台風が上陸しますが、
台風で住宅が被害にあった、といったニュースは耳にしません。
必ず来るからこそ皆さん、備えているのです。
因みに沖縄の住宅は90%以上がコンクリートで造られています。

沖縄だけでなく日本全体の住宅が台風に対して、地震に対して、
必ず来る災害リスクとして考え、今以上の備えを行えば
被害は最小限に抑えられるのではないでしょうか。

家づくりを考えるとき
災害を「万が一」ではなく「必ず来るリスク」として考えてはいかがでしょうか。