VOL.3
東日本大震災を経験したS様がレスコハウスのコンクリート住宅を選んだ理由
商品名:キューブフィット
千葉県 S様邸
- 戸建て
東日本大震災を経験したS様がレスコハウスのコンクリート住宅を選んだ千葉県の住宅の建築情報
家族構成 | ご夫婦 |
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商品名 | キューブフィット |
延床面積 | 約130㎡(約39坪) |
築29年の木造住宅であった為、修復が出来ないほどの甚大な被害を受けた想定以上だった東日本大震災の地震の破壊力。
千葉県の閑静な住宅街に建つコンクリート住宅。ゆったりとした佇まいが印象的なS様のお住いです。すっきりとシャープな外観は、外からでも心地よさを感じさせるお宅でした。
「前の家は木造でした。まだ築29年でしたから、住み続けるつもりだったのですが3.11の地震で、修復できない被害を受けてしまいました。土台の基礎梁に3本もクラック(ひび割れ)が入ってしまったのです。
震源地から300キロも離れているにもかかわらず、ここまで甚大な被害を受けるとは。想定外でしたし、正直ショックを受けました」
東日本大震災の地震の破壊力を経験した事で安心できる家で本当に居心地の良い暮らしをしたいと思い家族の想いが一致してレスコハウスの鉄筋コンクリート住宅を建てることに
もうすぐ定年という時期に家の建替え。これは大きな決断でした。
「リフォームの見積もりが高額で、これなら建替えようと夫婦で意見が一致。今度は壊れない家を、ということで、コンクリート住宅を選びました。もうすぐリタイヤして、時間を自由に使えるタイミングで、子どもたちも独立していました。ですから夫婦ふたりのための、お互いに居心地のいい家を造ろうと、建替えを決めたのです」
まずはご夫婦で理想の家をじっくり考えたそうです。
「もともと住んでいた場所です。広さや日照時間や方角などもわかっていますから、最初に夫婦ふたりでプランを描いてみました。おたがいに“これは実現したい!”という希望を決めて、バス・トイレや収納にも考慮した「こだわり」をまとめ、これを持ってハウスメーカーさんに行きました。私達の希望をどう受け取ってくれるか?見積もりの熱心さなど、メーカーさんの反応を見極めてレスコハウスに決めたのです」
夫婦それぞれの想いに応える自由度の高い設計プランが満足度に繋がるレスコハウスの鉄筋コンクリート住宅
描いたのは、おふたりの夫婦愛を形にした、思いやりの仕様が感じられるものでした。
「最初に決めたのは、妻が欲しがっていたキッチン設備にすること。2m70cmもある特別なもので、これに合わせてキッチンの間取りを設計してもらうことは絶対でした」
「そのキッチンに合わせて間取りを設計してもらったので、とても居心地のいいダイニング空間ができあがりました」
奥さまは旦那さまのための空間作りにこだわりました。
「夫には居心地のいいリビングをプレゼントしたかったんです。もう22年も前のことですが、夫はダイレクトカッティング(という特殊な録音方法)のレコード全集を購入しました。それを、今までずっとしまっていたんです。どうするの?と訊くと、退職後に時間ができたらゆっくり聴くと言って、手を付けないんです。ですから、この家づくりは夫が楽しみを満喫できるものであって欲しい、と思いました」
遮音性の高いコンクリート住宅を選んだことで、周囲に気を遣うことなく趣味の音楽を楽しめる。閑静な住宅街にありながら音漏れが気にならないのは、今までの住宅にはないことだったといいます。
また、S様は退職を機に、趣味に没頭されるようになったとのこと。
「自転車も、夫婦2人でサイクリングできるよう輪行(折りたたんで電車などで運べる)できるものを買いました。また水彩画も面白くて、2階の私の作業スペースはちょっとしたアトリエになっています」
「リビングやキッチン、そして2階への階段、夫の作業エリアには扉を設けてありません。どこにいても話声が聞こえるように、お互いが離れた場所にいても会話ができるように、わざと仕切らないようにしたのです」
そんなリビングに飾られた1枚の写真。「これも新しい趣味です。写真を始めたのですがスクールで作品展をやるというので急遽撮ったものです。まだまだですけれど」
そんなことありません。もう立派な作品になっています。どんな趣味にも没頭できる、のびのびとした暮らしぶりの理由のいかほどかは、この家にあるのかも知れません。
地震などの震災に強い鉄筋コンクリート住宅が安心できる理由は、工場で理想的なコンクリートパネルを製造し、それを運んで組み立てるレスコハウスのWPC工法だから
地震で建替えを迫られた時、選択肢はコンクリート住宅しかなかった、とS様はおっしゃいます。
「見た目はなんの不都合もないのだけれど、家の要となる基礎が大きなダメージを受けた、かつての我が家。今度は絶対に壊れない家を建てようと思いました。コンクリートがいいと思ったものの、調べてみるといろんな工法があることを知りました。そこで実際に何社も見学に行ったんですよ。その中でレスコハウスのWPC工法は、工場で理想的なコンクリートパネルを製造し、それを運んで組み立てる方式。そこに魅力を感じました」
「でも基礎工事が想像以上に大掛かりなのには驚きました。地盤調査をして、硬い地盤まで地中を柱状に改良するのですが、ここまでするから安心して住めるのか、と感心しました。そんな様子を見ているだけに、いまの家は信頼して暮らすことができます」
住んでみて感じたのは、丈夫さだけではないようです。
「冬は床暖房だけで、軽装で過ごすことができます。天上高が高いし吹き抜けもある。気密性の低い家だったら、寒くてたまりませんよ。冬と夏、この家の住み心地の良さを実感することができますね」
基本性能が高い住宅を建築する際の成功のカギは、レスコハウスの高いコミュニケーション力
こだわりにこだわったお宅ですが、なにか不満はないか、お訊きしました。
「昨夜もふたりで話をしたんです。この家に気に入らないところはあるかしら、と」「家を建てても、あとからああしたかった、こうしたかった、という反省や気になるところが出てくるものじゃないですか。この家を建てて1年半が過ぎようとしていますが、ふたりとも、なんの不満もありません。それというのもたぶんレスコハウスのスタッフが、的確に気持ちを汲み取ってくれたからだと思います」
「営業さんが話をよく聞いてくださって、設計の方にもきちんと思いを伝えてくださった。コミュニケーションがしっかりとれる会社でよかった、と話していたんです」
S様はおっしゃいます。
「私たちは、まず基本性能の高い家を選びました。それは絶対の条件でした。そこから先はレスコハウスさんとどれだけコミュニケーションがとれるか、の勝負だったと思います。住み手と造り手の意思疎通こそが、満足の理由だと思います。今思えば、たくさん要望がありましたが、ひとつひとつに応えてくれた。希望に応えてくれるだけの実力を持った会社を選べたことも、成功の理由でしょうね」
こだわりを思い描き、伝える力とそれを実現する力。そのふたつが理想の家づくりに繋がったようです。