2025年10月18日

Youtube動画紹介② レスコハウスWPC工法の構造技術と住環境

みなさんこんにちは。

 

今回も、前回同様Youtube動画からレスコハウスの

賃貸併用住宅について深掘りしていきます。

今回は、レスコハウスのWPC工法がなぜ災害に強いのか、

また、災害に強い以外の住み心地の部分を深掘りしていきます。

 

◆WPC工法の構造的優位性:PCパネルとダブル配筋

レスコハウスのWPC(壁式プレキャストコンクリート)工法が、

なぜこれほどまでに災害に強いのか、その秘密は構造体の細部にあります。

WPC工法の中核を成すのは、工場で厳格な品質管理のもと製造される

プレキャストコンクリート(PC)パネルです。

現場で組み立てるこのPCパネルは、

地震や台風の強大な外力に対して、

面全体で抵抗する「壁式構造」を採用しています。

これにより、一般的な柱と梁で構成される構造(ラーメン構造)よりも、

はるかに高い剛性と強度を発揮します。

さらに、建物を支える基礎にも強度が追求されています。

熊本地震の現地調査では、多くの住宅で基礎の損壊が確認されましたが、

これは主にシングル配筋の弱点に起因していました。

これに対し、重量のあるWPC住宅の基礎には、

鉄筋を二重に配置するダブル配筋が標準採用されています。

原因が判明しているにもかかわらず、

多くの住宅メーカーがダブル配筋への切り替えに消極的な中で、

レスコハウスがこれを採用している点は、

入居者の命を第一に考える姿勢の表れであり、特筆すべき評価ポイントです。

◆快適性を高める断熱・遮音技術

WPC工法は、高い耐震・耐風性能だけでなく、

日々の生活の快適性にも深く配慮されています。

コンクリート住宅のデメリットとしてしばしば挙げられるのが、

コンクリートの持つ熱伝導性の高さや、それによる結露の問題です。

コンクリートは熱を蓄積しやすいため(蓄熱性)、

夏は暑く、冬は冷たくなりやすい性質があります。

この問題を解決するのが、レスコハウスが採用する吹き付け断熱材です。

この断熱材は樹脂と接着剤でできており、

従来の綿状の断熱材のように、

配管周りや角の部分に隙間ができてしまう問題を解消します。

現場で吹き付けられることで、

複雑な形状の箇所でも隙間なくコンクリートパネルを覆うことができ、

気密性が向上し、結露の発生を抑えます。

これにより、コンクリートの蓄熱性を利用しつつ、

外気の影響を受けにくい快適な温度環境を実現しています。

また、賃貸併用住宅において非常に重要な要素となるのが遮音性能です。

コンクリートという質量のある構造体であるWPC住宅は、

他の工法に比べて圧倒的な遮音性能を誇ります。

これは、特に小さな子供がいる世帯が上階に住む場合などに

問題となりがちな生活音(床衝撃音)や、

隣室からの話し声などを効果的に遮断します。賃貸物件における騒音問題は、

入居者間のストレスやトラブル、

ひいては退去の原因となりがちですが、

高い遮音性能はそれを未然に防ぎ、

入居者全員に安心で快適な住環境を提供します。

この遮音性の高さは、賃貸経営の安定性にも直結する、

WPC住宅の大きな優位点と言えるでしょう。

 

今回は、災害に対する強さの根拠と、住み心地についてご紹介いたしました。

レスコハウスの住み心地を確認してみたいという方は、

ぜひ一度展示場にて体験してみてください!

https://www.rescohouse.co.jp/form/reservation/