2025年12月01日

年末の大掃除がツラい人へ。「1日30分」で家が見違える、場所別・小掃除のススメ

「もうすぐ年末。でも、大掃除をする時間も体力もない……」

そんな風に、山積みのタスクを前にため息をついていませんか?

かつての「年末大掃除」といえば、

1日中かけて家中をひっくり返す重労働のイメージでした。

しかし、共働き家庭が増え、自分時間も大切にしたい現代。

今、主流になりつつあるのが、「小掃除(こそうじ)」という考え方です。

今回は、忙しい人でも1日30分あれば終わる、

効率的な年末小掃除のポイントを場所別にまとめました。


1. なぜ「大掃除」ではなく「小掃除」なのか?

大掃除を挫折させる最大の原因は、「完璧主義」です。

家中をピカピカにしようと思うと、丸1日、

下手をすれば数日かかります。その結果、貴重な休日が潰れ、

新年を迎える前に疲れ果ててしまう……。

一方、30分の「小掃除」なら:

  • 心理的ハードルが低い: 「30分だけなら」と腰を上げやすい。

  • 集中力が続く: 時間を区切ることで、ダラダラせず効率的に動ける。

  • 達成感の積み重ね: 1か所きれいになるたびに「できた!」という喜びがある。

それでは、具体的に「ここさえやれば家が明るくなる」という

重点ポイントを見ていきましょう。


2. 【キッチン編】最強の味方は「放置」

キッチンで最も時間がかかるのは「油汚れ」です。

でも、実は一番「放置」が効く場所でもあります。

  • 換気扇(10分+放置): まずは換気扇のフィルターを外しましょう。

  • ゴミ袋を2重にした中に40~50度のお湯を張り、

  • 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)を溶かします。

  • そこにフィルターをドボン。

  • 30分放置している間に、他の作業をします。

  • コンロ周り: セスキ炭酸ソーダのスプレーを吹きかけ、

  • キッチンペーパーでパック。数分後に拭き取るだけで、

  • ベタベタ汚れが驚くほど落ちます。

コツ: 「擦る」のではなく「溶かす」イメージで。

力を使わないのが小掃除の鉄則です。


3. 【水回り編】「光る場所」を一点集中

お風呂や洗面所をすべて磨き上げるのは大変ですが、

「光るべき場所」を磨くだけで、空間の清潔感は一気に上がります。

  • 蛇口と鏡(15分): クエン酸スプレーや、専用の鏡磨きパッドを使い、

  • 水垢を落とします。最後に乾いた布で、

  • 蛇口の根元までキュッキュッと磨き上げてください。

  • 排水口の奥(15分): 普段見えない場所だからこそ、

  • 年末にリセット。市販の強力なパイプクリーナーを流し入れ、

  • 規定時間待って流すだけ。

  • これだけで、キッチンの嫌なニオイもスッキリします。


4. 【リビング・玄関編】「視界」のノイズを消す

リビングは家族が一番長く過ごす場所。

ここが整うと、心に余裕が生まれます。

  • 窓とサッシ(30分): 全部の窓をやろうとせず、

  • 「一番大きな窓1枚だけ」と決めましょう。

  • 新聞紙を丸めて濡らして拭き、乾いた新聞紙で仕上げ拭きをすると、

  • 洗剤いらずでピカピカになります。

  • 玄関のたたき(15分): 「運気は玄関から」と言われます。

  • 掃き掃除のあと、固く絞った雑巾でたたきを水拭きしましょう。

  • これだけで玄関がパッと明るくなり、帰宅時の気分がガラリと変わります。


5. 小掃除を支える「三種の神器」

効率を上げるために、以下のアイテムを揃えておくのがおすすめです。

  1. ウタマロクリーナー: 中性なので家中どこでも使え、汚れ落ちも抜群。

  2. マイクロファイバークロス: 拭き跡が残らず、水拭きだけで汚れを絡め取ります。

  3. 使い古しの歯ブラシ: サッシの溝や蛇口の付け根など、細かい部分に必須。


まとめ:完璧を目指さないのが「最高の準備」

年末の掃除は、決して苦行ではありません。

家に対して「今年も守ってくれてありがとう」という

感謝を伝える儀式のようなものです。

「全部終わらなくても大丈夫」という気持ちで、

まずはタイマーを30分セットしてみてください。

一箇所きれいになるだけで、その場所から清々しい空気が流れ始めます。

一気にやろうとせず、少しずつ。清々しい家で、晴れやかな新年を迎えましょう。

あまった時間で、家づくりの検討をゆっくりと。

レスコハウスへの資料請求は、下記からどうぞ。

https://www.rescohouse.co.jp/form/request/