皆さんこんにちは。
今回は、レスコハウスのYoutubeチャンネルにアップされている
動画について、何回かに分けて要点をご紹介させていただきます。
今回は、賃貸併用住宅の対災害性についての動画紹介となります。
◆高まる賃貸併用住宅の需要と無視できない災害リスク
近年、資材価格の高騰が続く中で、自宅に賃貸部分を併設する
「賃貸併用住宅」が注目を集めています。
この形態の住宅は、自宅の一部を貸すことで家賃収入を得ることができ、
住宅ローンの返済負担を大きく軽減できる点が最大のメリットです。
ローン完済後には安定した毎月の収入源となり、
老後の経済的な不安解消にも寄与します。
さらに、相続税や固定資産税の節税効果、
賃貸スペースを二世帯同居などに活用できる柔軟性も魅力です。
しかし、日本が抱える「災害大国」という宿命を前に、
現在の賃貸併用住宅の安全性が本当に確保されているのかという懸念があります。
動画では、建築基準法が定める構造基準は
「国民の生命、健康及び財産の保護を目的とする最低の基準」
でしかないと強調しています。
この「最低基準」の限界は、過去の災害で何度も露呈しています。
例えば、熊本地震では、多くの大学生が住む賃貸アパートが全壊し、
入居者の命が失われるという痛ましい事例が発生しました。
住む人々の安全を確保すべき住宅が、
地震によって命を奪う結果となることは、
まさに本末転倒と言えるでしょう。
◆過去の災害で証明されたWPC工法の圧倒的な強さ
こうした状況下で、オーナーとして入居者の命と財産を守る
責任を果たすために注目されているのが、
レスコハウスのWPC(壁式プレキャストコンクリート)工法です。
WPC工法は、木造や鉄骨造に比べ、群を抜いた安全性能を誇ります。
WPCは、Wall(壁式)、Precast(あらかじめ作る)、Concrete(コンクリート)
の頭文字をとったもので、その起源は古く、
昭和30年代に関東大震災の教訓から、
当時の建設省主導で「燃えない」「地震に強い」「高い耐久性」を求めて開発されました。
その真価は、過去の巨大災害で実証されています。
- 阪神・淡路大震災:同工法の建物495棟のうち、
- レスコハウスの建物66棟では、ガラス一枚すら割れず、
- 入居者が継続して住み続けることができました。
- 一般的な建物が全壊・半壊する中でのこの実績は、驚異的と言えます。
- 大型台風(千葉):台風15号・19号の際、
- 周辺の木造・鉄骨住宅が外壁や屋根を飛ばされる甚大な被害に見舞われる中で、
- レスコハウスのWPC住宅2,965棟は、
- 窓ガラスの破損はあったものの、
- 屋根や壁が吹き飛ぶような構造体の被害は一切ありませんでした。
このWPC工法がこれほど強靭なのは、その構造にあります。
かつて土木分野で青函トンネルやアクアライン、
瀬戸大橋などの巨大インフラにも採用された非常に強固な技術を
住宅に転用したものであり、住宅でありながらインフラレベルの
強度を持っていると言えるでしょう。
賃貸併用住宅のオーナーにとって、入居者の安全を守り、
建物の早期損壊による長期的な賃貸収入の途絶リスクを回避できるWPC工法は、
まさに理想的な選択肢となり得ます。
今回は、過去の事例からレスコハウスの賃貸併用住宅が
いかに災害に強いのかという点についてご紹介いたしました。
次回以降は、なぜレスコハウスの住宅は災害に強いのかという点について、
より深掘りをしていくとともに、住み心地や保証についても触れていきます。
今回の動画をご覧になり、もっと詳しく知りたい!という方は、
ぜひ展示場にて詳細をご確認ください。