2025年10月01日

屋上で天体観測!

みなさんこんにちは。

 

今回は秋から冬にかけての天体観測に適した日程をご紹介いたします。

レスコハウスにお住まいの方は、屋上で観測できるチャンスです!

ぜひチャレンジしてみてください。

直近(2025年10月下旬から12月にかけて)で

天体観測におすすめの日としては、流星群の極大日が特に有力です。

この期間には、年間でも屈指の好条件となるしし座流星群と、

最大級の流星群であるふたご座流星群が極大を迎えます。

また、月や惑星の接近も観測に適したタイミングです。


2025年 秋・冬 おすすめの天体観測日

1. しし座流星群 極大日

日時 現象 観測のポイント
11月18日(火)未明 (極大は3時頃) しし座流星群 極大 最高の条件。月が沈んでおり、月明かりの影響がほとんどないため、流星を観測しやすい。夜明け前の3時~5時が一番の見頃。1時間に最大15~20個程度の出現が期待できます。

しし座流星群は明るい火球(ひときわ明るい流星)が見られる可能性があり、

非常に期待できます。防寒対策を万全にして、空全体を広く見渡しましょう。

 

2. ふたご座流星群 極大日

日時 現象 観測のポイント
12月14日(日)夜~未明 (極大は17時頃) ふたご座流星群 極大 年間最大の流星群の一つ。極大時刻が日本の夕方であり、13日夜から14日明け方、または14日夜から15日明け方にかけて観測に適しています。月が下弦の月で、観測への影響は少ない良好な条件です。

ふたご座流星群は、流星の数が多く、明るい流星が多いことが特徴です。

極大日の夜は、冷え込みが厳しくなるため、特に温かい格好で観測に臨んでください。


その他の観測おすすめ日(10月下旬~12月)

月と惑星の接近

日時 現象 観測のポイント
10月19日(日) 火星と水星が接近 日没直後、西の低空で火星(1.5等級)と水星(-0.2等級)が並んで輝きます。水星が最大東方離角に近づき、観測しやすいタイミングです。
11月5日(水) おうし座南流星群 極大 流星数は少ないですが、この日は地球に最も近い満月(スーパームーンに相当)で、月の観測にも良い機会です。
11月12日(水) 火星、水星、アンタレスの三重奏 日没直後、西の低い空で火星水星が、赤色超巨星アンタレス(さそり座の1等星)と並んで見え、美しい光景になります。
12月上旬 水星が西方最大離角 日の出前の東の低空で水星が最も見やすくなります 。

観測のためのアドバイス

  1. 天候のチェック: どんなに条件の良い日でも、天候が悪ければ観測できません。
  2. 当日の天気予報雲量を必ず確認しましょう。
  3. 月の影響: 流星群を観測する際は、新月に近いほど月明かりがなく、
  4. 暗い流星も見えやすくなります。上記で紹介した流星群は、
  5. 月の条件が非常に良いです。
  6. 防寒対策: 11月・12月の夜間は非常に冷え込みます。
  7. ダウンジャケット、手袋、帽子、使い捨てカイロなど、万全の防寒対策を忘れずに。
  8. 観測場所: 街灯などの人工の明かりが少ない場所を選びましょう。
  9. 目を暗闇に慣らすために、観測を始めてから15分以上は辛抱強く待つことが大切です。

以上となります。

上記の日程では、流れ星が観測できる可能性があります。

ぜひ、この機会に天体観測を楽しんでみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに!