2025年11月22日

建ててから気づく「家づくりの後悔」ランキングTOP5!間取りで失敗しないための解決策とは?

みなさんこんにちは。

念願のマイホームが完成し、いざ住み始めてみると

「あれ?ここ使いにくい…」「なんでこんな場所にこれをつけたんだろう」

という小さなストレスが積み重なっていくことは、実は珍しくありません。

家づくりにおいて、図面上で生活をイメージするのはプロでも難しいものです。

しかし、先輩施主たちの「後悔ポイント」をあらかじめ知っておくことで、

その失敗の多くは回避可能です。

今回は、多くの人が口を揃えて言う「家づくりの後悔」をランキング形式で紹介し、

それぞれの解決策をご提案します。

第5位:コンセントの位置と数が足りない

地味ですが、住み始めてから最も痛感するのがコンセント問題です。

「掃除機をかけるときにコードが届かない」

「キッチンの調理家電が増えてタコ足配線になっている」

「ソファでスマホを充電したいのに近くにコンセントがない」といった悩みが頻発します。

【解決策】 図面を見ながら、実際の生活動線を指でなぞってみましょう。

  • ・キッチン: 調理家電は将来増える前提で多めに。

  • ・収納内部: お掃除ロボットの基地や、コードレス掃除機の充電用に必須。

  • ダイニングテーブル周辺: ホットプレートやPC作業用に、

  • 床用コンセントやテーブルの高さに合わせた壁コンセントを設置。

  • 「多すぎるかな?」と思うくらいでちょうど良いのがコンセントです。

第4位:ベランダ・バルコニーが意外と不要だった

「洗濯物を干す場所として必須」と思い込んで作ったものの、

実際はドラム式洗濯乾燥機や室内干しがメインになり、

ベランダはただ汚れるだけの場所になってしまったというケースです。

ベランダは防水メンテナンスの費用もかかりますし、掃除も大変です。

【解決策】 「本当に外干し派か?」を自問自答しましょう。

もし室内干しや乾燥機派なら、ベランダをなくしてその分室内を広げたり、

ランドリールーム(室内干し専用室)を充実させたりする方が、家事効率も満足度も上がります。

第3位:トイレの音と位置の問題

リビング階段やリビング直結のトイレは、

廊下を減らして部屋を広く取れるメリットがあります。

しかし、「来客中にトイレに行きづらい」

「ジョボジョボという音がリビングに聞こえて気まずい」

という深刻な悩みにつながりやすい場所でもあります。

また、寝室の真横にトイレを配置してしまい、

夜中に家族がトイレに行く音で目が覚めるというケースもあります。

【解決策】 トイレと居室の間には、一枚クッションを挟むのが鉄則です。

  • ・収納スペースを挟む

  • ・短い廊下を設ける

  • ・吸音材を壁に入れる

  • どうしてもリビングに近い場合は、トイレのドアを遮音性の高いものにするなどの対策が必要です。

第2位:収納計画の失敗(広さより場所)

「収納はとにかくたくさんあればいい」と思って

広いウォークインクローゼットを作ったけれど、

結局リビングに物が散乱している……。

これは「使う場所」に「しまう場所」がないことが原因です。

例えば、帰宅してコートやカバンをどこに置きますか?

2階のクローゼットまで持っていくのが面倒で、

リビングのソファに置きっ放しになっていませんか?

【解決策】 「ファミリークローゼット」を1階に作る、

あるいは玄関からリビングへの動線上に「ただいま収納」を作るのがおすすめです。

  • ・玄関: 靴だけでなく、アウターやベビーカー、アウトドア用品。

  • ・リビング・ダイニング: 文房具、薬、書類、子供の勉強道具。

  • ・洗面所: パジャマや下着。 それぞれの場所で「何を使うか」をリストアップし、

  • 適材適所の収納を配置しましょう。

第1位:夏は暑く、冬は寒い(断熱・気密性能の不足)

間取りやデザインにこだわりすぎて、

家の基本性能である「断熱・気密」をおろそかにしてしまった場合の後悔は、

リカバリーが効かないため第1位となります。

「吹き抜けを作ったら冬場寒すぎて暖房が効かない」

「大きな窓をつけたら夏場は温室のように暑い」。

どんなにおしゃれな家でも、快適でなければ愛着は薄れてしまいます。

【解決策】 間取りを考える前に、ハウスメーカーや工務店の「標準仕様」を確認してください。

  • ・窓(サッシ): アルミサッシではなく、

  • 樹脂サッシや木製サッシを採用する。ガラスはLow-E複層ガラス以上にする。

  • ・断熱材: 種類だけでなく、施工精度が重要。

  • 気密測定(C値の測定)を行っている会社を選ぶ。

  • デザインは後からリフォームで変えられますが、

  • 断熱性能を後から上げるには莫大な費用がかかります。

  • ここは予算を削ってはいけないポイントです。

まとめ

家づくりは「選択」の連続です。

全てを完璧にすることは難しいですが、先人たちの失敗談を知ることで、

致命的なミスは防げます。 特に「性能(暑さ寒さ)」と

「動線(使いやすさ)」は、住んでからの幸福度に直結します。

流行のデザインに飛びつく前に、「自分たちの実際の生活」を

リアルにシミュレーションしてみてください。

それが、後悔のない家づくりへの近道です。

もちろん、レスコハウスでは後悔のない家づくりをサポートいたします。

気になる方は、ぜひ資料請求をお願いいたします!

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