皆さんこんにちは。
7月26日に開会式が行われたパリオリンピックが、8月11日に終了しました。
最終的に、日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個で合計45個と、
自国開催の東京オリンピックを除き、海外で開催されたオリンピックでは
過去最高のメダル数となりました。
日本のお家芸と言われる柔道は、金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル3個で終わりました。
疑惑の判定や、メダルを期待されていた選手の早々の敗戦などもありながら、
たくさんのメダルを取ってくれました。
体操では、20歳の岡選手が個人総合、鉄棒、団体で3つの金メダルを獲得するという
素晴らしい活躍を見せてくれました。さらに平行棒では銅メダルも獲得しています。
パリオリンピックで目覚ましい活躍を見せたのが、
フェンシングとレスリングでしょう。
フェンシングは男子、女子ともにメダルを獲得することができました。
金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個で、合計5個のメダル獲得となりました。
この結果は偶然ではなく、20年以上かけて積み上げてきた努力が実った結果です。
フェンシングと言えば、太田雄貴さんをイメージする方が多いでしょう。
北京オリンピックやロンドンオリンピックでメダルを獲得した太田さんですが、
これも2003年ごろから外国人コーチを招聘し、強化を図ったことが
1つの要因となっているようです。
一度世界で勝てるという自信を得る選手が現れると、次々とそのマインドを引き継いだ
選手が現れるのがスポーツの面白いところですね。
長い努力の結果による今回の素晴らしい成果に、敬意を表します。
また、レスリングは金メダル8個、銀メダル1個、銅メダル2個で、合計11個と
とんでもない結果となりました。
元々日本はレスリングに強かったものの、そのメダルの多くが女子の軽量級
が獲得しているものでした。今回は男子も女子も、軽量級も重量級も満遍なくメダルを獲得し、
しかもその多くが金メダルとなりました。レスリングは東京オリンピックに向けて
強化を図ってきましたが、パリでもその強化の結果を存分に発揮する結果となりました。
東京大会で初めて採用され、活躍したスケートボードは、
パリでも金メダル2個、銀メダル2個、合計4個のメダルを獲得しました。
アーバンスポーツとして10代の活躍が目覚ましいスポーツですが、
海外に比べてスケートボードができる環境が街中にたくさんあるわけではない
日本が、強豪としてメダルをたくさん獲得するのは、とてもおもしろい結果だと思います。
メダルがたくさん獲得できた競技がある一方で、
これまで多くのメダルを獲得してきた協議の苦戦もありました。
競泳がそれでしょう。今回は400メートル個人メドレーの銀メダル1個となりました。
とはいえ、短期間の強化で簡単に結果が変わるものではありません。
フェンシングの時にも記載しましたが、ある程度の時間をかけて
強化を図るものです。次回のオリンピックでは、
今回の結果を覆すような大活躍を、競泳に期待しましょう。
個人的には男子バスケットボールにしびれました。
結果的には3選全敗でしたが、これまでのオリンピックと違い、
全ての試合で勝つ可能性がありました。
開催国のフランスには、あとちょっとのところまで追いつめることができました。
これまでずっと悔しい思いをしてきた男子バスケットボールですが、
Bリーグができたことや、NBAで活躍する選手が出てくるなど、
間違いなく進歩しています。
今回のパリオリンピックが1つのきっかけとなって、
オリンピックの舞台で世界に勝つ日本代表を楽しみにしたいと思います。
白熱したパリオリンピック、皆様楽しめたでしょうか。
8月28日からは、パラリンピックが始まります。
こちらも白熱した戦いが繰り広げられるはずなので、みんなで応援しましょう。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!