レスコハウスの象徴であるPCパネルはどのように作られているのでしょう。
実際に利根工場での製造工程をお見せしながらその秘密に迫ります。
コンクリートの強度は含まれる水分量で決まります。現場打ちでは型枠の隅々までコンクリートを行き渡らせるため、ある程度の流動性(=水分量)が必要。一方、工場で製造するレスコハウスでは、水分量を抑えた硬練りのコンクリートが可能。その水分量は現場内の約1/2となります。
硬練りのコンクリートを隙間なく充填するため、型枠を1分間に6000回振動する高周波振動台を使って製造できる工場ならではの技術です。
コンクリートの打設後は、十分な温度と湿度を保つことが重要です。レスコハウスでは、打設後に蒸気養生を行うことで早期に高強度を実現。現場打ちでは湿度・温度の管理が難しいため、工場生産ならではの技術と言えます。